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BROOKLYN MUSEUM x CASIO BROOKLYN MUSEUM x CASIO

S100専用ケース「藍染め」

インディゴ

Made in Japanの革製品の老舗「BROOKLYN MUSEUM」と
コラボしたS100専用レザーケース「藍染め」

今回は「ジャパンブルー」として世に知られ、
国の無形文化財にも指定されている染色方法「藍染め」(インディゴ)をチョイスしました。

藍染めはデニムや剣道着などの染めに使用されている方法で、しっとりとした柔らかさが特徴です。
使えば使うほど光沢感が増し、色と味わいの変化を楽しむ事ができます。

Lineup

  • ブルックリン BROOKLYN x e-casio オリジナル電卓ケース

    「藍染め」

商品について

  • Made in Japanのレザーブランド 『BROOKLYN MUSEUM』が作る S100専用ケース。

    表革には藍染めを使用。藍色が次第に濃く深くなる経年変化は、デニムとは違い、革ならではの風合いを醸し出し、使う度に味わいが増します。
    ステッチワークはミシン縫いにゆっくり時間をかけることでただの直線の縫い目ではなく波をうつような縫い目が特長です。

  • 裏革は柔らかい‘ブルックリンオリジナルソフトレザー’を使用。ブルックリンらしいコントラストきれいなグレーをチョイスしました。

藍染めについて

青と紫が調和した藍は、「ジャパンブルー」として世界に知られ、国の無形文化財にも指定されている染色方法です。
デニムや剣道着などの染めに使用されている方法で、これらの衣服が長く使用できるのは、藍染めに防虫・消臭効果があるからとも言われています。

ブルックリンで使用している阿波産の藍はタデ科の植物で、上質な「すくも」(藍を発酵させたもの)を使った藍染料の溶液で染めています。
天然灰汁発酵による本藍染めのため、化学染料は一切使用しておらず、自然の素材だけを使用しているのが特徴です。
染めた直後は緑色をしていますが、空気に触れ酸化することにより、青く変化していきます。

染色工程の中で、革の繊維をほぐす過程があり、それによって藍染め独特の手に馴染む柔らかさとなるのです。
酸化性染色方法により、独自の色合い、微妙なムラ感を表現することが可能です。
何度も染色を繰り返し、その回数を調整することによって、深みを感じながらも、エイジングを楽しめる、より奥行きの感じられる藍になります。

使えば使うほど光沢感が増し、色と味わいの変化を楽しむ事ができます。

購入直後

数年後

藍色が次第に濃く深くなる経年変化は、デニムとは違い、革ならではの風合いを醸し出します。
色合いだけでなく質感も、柔らかな肌触りから、なめらかさが増し、より自分自身に馴染んでいく様に、愛着がわいてきます。

ご注意

  • 天然染料のため、毎年の藍の成長具合および、染める時期の染料の状態によって、色の出方が少しずつ変化します。そのため、画像と色合いに差が出ることを予めご了承下さい。
  • 革の場所によっては、トラ(首のシワ)や、毛穴の白い点が残ることがあります。
    これは革の特性であり、キズではありませんのでご安心ください。
  • 商品画像はできる限り現品を再現するよう心掛けておりますが、ご利用のモニターやパソコン環境によっては、色の見え方に差異が生じる場合がございます。予めご了承下さい。

藍染めケースが出来るまで

藍の葉。藍の原産地はインディゴの名の通りインドとされています。元々は薬草として世界各地で重宝されていましたが、紀元前より藍染めの布もインドやエジプトで使われていました。
日本には奈良時代に中国から伝わったと言われています。

徳島より納品された原皮より製品の形に裁断されたところ。ブルックリンで使用している藍には化学染料は一切使用しておらず、自然の素材だけを使用しています。外側部分は長く使用した際にヨレや伸びが発生する懸念があるため、原皮のセンター部分のみを厳選しています。

革の厚みを調整する「漉(す)き」という作業をしているところ。完成後の状態を計算し、全ての箇所で0.1mm単位の厚み調整を行っています。

専用ノリを引き、パーツを貼り合わせていく工程。
一見簡単な作業に見えて、ノリを均一に満遍なく塗ることは、職人技を要する作業です。ここで少しでも塗りのムラがあれば、表面に凹凸が出てしまったり、使用後の革剥がれが発生する可能性があるため、その時点で製品として販売はされません。

貼り合わせた革の断面をキレイにするため、製品仕上がりサイズにカットする「本断ち」という作業。一点一点を手作業で裁断していきます。
この段階で、製品としての良し悪しが決まると言っても過言ではないほど、重要な工程です。

本断ちした革へ熱を加えて「念」を引く工程。
“念には念を”という言葉がありますが、その「念」をさします。コテで熱を加え、圧をかけることで、糊が革に浸透し、剥がれにくくなる効果があります。さらに見た目が引き締まり奥行き感がでる効果も。一般的には表だけ行う場合が多いですがブルックリンでは裏にも念を引きます。そうする事で、より一層強度が増し、永く使って頂けます。

パーツの断面へ染料を入れ、乾かし、やすりで磨いているところ。
一度では足りない為、さらに染料を入れ、乾かし、やすりで磨く──この工程を“1パーツ”に対し、最低でも3回繰り返します。
パーツへ革以外を使わないからこそ出来るこの工程により、電卓の出し入れを繰り返す事で発生する「擦り切れ」や「裏材の剥がれ」などが、発生しない状態へと仕上がります。

ミシン掛けの工程。ステッチワークはミシン縫いにゆっくり時間をかけることで、ただの直線の縫い目ではなく波をうつような縫い目になるのが特長です。

その後、再度⑦⑧の作業を繰り返して完成です。